基礎法学攻略
基礎法学は例年5肢択一2問(8点)出題されます。
基礎法学は法学の基礎となりますので、配点が低いといって捨てられる科目ではありません。
法体系や法律用語、裁判制度などが範囲になります。
世界の法律の歴史というマイナーは問題も出ますし、何解釈かという簡単な問題も出ます。
1問難しく、1問簡単というのが例年の傾向です。
2問中1問取れれば御の字です。
基礎法学は難しいと思っている人が多いようですが、実はそんなことはありません。
問題をよく読んでみると常識的に考えれば分かる問題であったり、国語力があれば分かるような問題であることが多いです。
難しいと思ってしまうと問題を少し見ただけで焦ってしまいますが、よく見てみると単純なことを問われています。
基礎法学は簡単だと思って問題を解いてみてください。
勉強はフォーサイトのテキストでポイントを押さえておけば問題ありません。
学習する分量は多くありません。
憲法攻略
憲法は例年5肢択一5問(20点)、多肢1問(8点)の計28点出題されます。
ここ数年で憲法の問題は難化しています。
だれも解けないような奇問が出題されることもありますが、気にすることはありません。
勉強は有名な判例、条文を押さえておけば択一3問は取れます。
憲法の条文は100条ぐらいしかないのだから暗記しろという話を聞きます。
確かに暗記できない分量ではないので暗記できるのであれば暗記するのも手だと思います。
ちなみに、私は憲法は暗記していませんでした。そこまで憲法に時間をかけていられなかったです。
それでもぼんやりとは条文は覚えていますので、択一になれば答えられるレベルにはあったと思います。
統治と言われる、国会、内閣、裁判所のあたりと天皇の国事行為あたりは頻出ですのでしっかりと覚えておいた方がいいですね。
条文以外では判例を押さえておかなくてはなりません。
有名な判例というのは限られてますので、しっかりと押さえておきましょう。
判例で押さえるのは判決そのものではありません。判決理由になります。
有名な判例というのはそれなりの理由があります。判決理由は憲法の解釈につながりますので、しっかり理解しておきましょう。
フォーサイトのテキストであれば判例や条文も押さえられますので、行政書士試験に対応することは十分可能です。
間違っても判例100選みたいなものを買って非効率な勉強はしないように注意してください。
テキストの内容だけで十分です。