行政書士と他資格との相性は?
行政書士は他資格のダブルライセンスはどうなのでしょうか?
相性がよいものをいくつかピックアップします。
宅地建物取引主任者(宅建)
宅建は行政書士より難易度は低いですが、試験範囲は広範囲になります。
民法で試験範囲が被りますので、行政書士の知識は活かせます。
不動産系の仕事を考えているのであれば、宅建は必要になるでしょう。
社会保険労務士(社労士)
社労士の難易度は行政書士と同等もしくは若干高いです。
試験範囲に被りがありませんので、勉強は1から始めることになります。
ですが、会社設立などで行政書士の仕事をする上では社労士との連携は不可欠になります。
ダブルライセンスで独立できれば、強みになるのではないでしょうか。
土地家屋調査士
土地家屋調査士の難易度は行政書士よりも少し高いです。
土地家屋調査士は表題部の登記ができますので、農地転用や開発許可の許認可で仕事をするのであれば連携することが多々あります。
ダブルライセンスで活躍している人も多くいますので、ねらい目ではないでしょうか。
土地家屋調査士の午前試験は測量士補の資格を取得することで免除できますので、まずは測量士補の資格取得から目指すのが鉄板です。
こちらでおすすめテキストを紹介してますので参考にどうぞ。
⇒測量士補に独学で一発合格できる
司法書士
司法書士の難易度は激高いです。
数年は勉強する必要があります。
司法書士は権利関係の登記ができますので、仕事で連携することは多々あると思いますが、ダブルライセンスとして目指す資格としては難易度が高いと思います。