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スケジュールを立てよう

当然ですが、まずスケジュールを立てることからスタートします。

 

行政書士の試験日まで何日あるのかを計算して、必要な勉強時間を設定します。
初学者であれば、最低でも勉強時間は800時間はほしいところです。

 

そこから一週間でやらなくてはならない勉強時間を算出して、自分の日常生活に組み入れられるのかを考えます。
通勤時間や寝る前など隙間時間は意外に多くあるものです。

 

私の場合は、週に21時間は勉強するように考えていました。
平日は一時間早く起きて1時間、通勤時間(往復)で1.5時間、帰宅してから1時間
休日は2時間

 

他にも会社の昼休みが使える人はそれも入れられます。

 

この予定であれば、試験までに800時間を確保できる考えでした。
しかし、私には無理のあるスケジュールで、結局600時間しか確保できなかったですが。

 

プライベートな時間は削る必要が出てくると思います。飲み会や遊びの予定などは断る覚悟が必要です。

 

勉強時間や勉強内容を毎日メモするようにしてください。
勉強時間は進捗の目安になりますし、自信にもつながります。

テキストをやろう

次にテキストを読むことになります。

 

科目ごとに勉強しますが、最初のうちはテキストは連続で2,3周やることをおすすめします。
なるべく講義のDVDかCDは使うようにしてください。
講義を聞くのと聞かないのとでは学習の効率が明らかに違います。

 

ここでのポイントは
分からなくても止まらずに先に進む
です。
理由は先に進めば全体像が見えますし、法律的な考え方も分かってくるようになります。
1周目で分からなかったことが、2周目の時に理解できるということがあるからです。

 

テキストを学習したら練習問題をやって知識が身についているかチェックしましょう。

 

お分かりだと思いますが、民法と商法を同じウエイトで勉強するのは非効率ですので、配点の高い民法と行政法にウエイトをかけて勉強するようにしてください。
私が勉強した比率はこんな感じです。
民法:10
行政法:10
憲法:5
基礎法学:3
一般知識:2
商法:1

過去問をやろう

いよいよ過去問に入ります。

 

過去問も粛々と解いていけばよいのですが、解答に要する時間は少し意識するようにしてください。
行政書士の試験は3時間しかなく、時間が足りなくて実力が出せない人も多くいます。

 

模試を受けてみると分かりますが、3時間で全てを解答するとなると1問にかけられる解答時間はすごく少ないです。
それでいて年々問題の字数が増えていますので、なおさら解答時間がシビアになってきます。

 

私が利用した通信講座の過去問には問題ごとに目安時間が設けられていましたので解答時間の参考にしていました。

 

過去問を解く際に最も注意することはテキストに載っていない知識が出たからと言って深追いしないということです。
知らない知識の問題があれば、その場で押さえおくぐらいでよいです。

 

過去問に出ている知識を全て身に着けようとすると時間がいくらあっても足りません。

 

過去問もテキストと同様に何回もやるようにしましょう。

 

私は一番多い科目で過去問を6回やっていました。6回は少ないくらいだと思います。

模試を受けよう

総仕上げで模試を受けます。

 

行政書士試験の前に模試を受けることは自分の実力を確かめるのに有効な手段です。
ですが、模試は実力を確かめる以上に重要なことがあります。

 

それは、
試験時間の3時間で全ての問題を解くペースを掴み、集中を切らさないことを習得すること
です。

 

私は模試を受けるときは上記を意識していました。

 

どれくらいのペースで解けば全部解けるのか
3時間という試験時間中どれくらい集中できるのか

 

得点も気になりますが、肝心なのは本番の試験で実力を出すことですから。
本番の感覚に慣れておくのが重要です。

 

逆にこれらのことを習得している人は模試を受ける必要はありません。

 

私は通信講座に付属していた模試を受けました。
2回分ありました。

 

模試を受けたといっても問題が付属しているだけで、試験会場でというものではありません。

 

本番の試験に近い状況で行いたかったので、家ではなく図書館で行いました。
本番と同じく13時開始にして、朝の起床時間も合わせました。

 

解答するときに択一が終わったのが何分でといったタイムラップも記載してどこに時間がかかりすぎているのかというのも分かるようにメモするといいです。
自分のペースというのはとても重要ですので、しっかりと確立するようにしてください。

 

参考までに私の解答のペースはこんな感じでした。実際に本番の試験はこの順番で解いてました。

 

法令5肢択一:60分
多肢:15分
一般知識:30分
記述:60分
見直し(予備):15分

 

どうしても本番は模試より時間をかけてしまいがちなので、ペース通りに解答するように意識してください。

 

模試の結果で一喜一憂しても仕方がありませんし、模試で自信を無くすのだけはやめてください。
足りない知識があれば、それを補充していけばよいだけです。